搭乗案内 共同運航

水曜日, 4月 29, 2009

 例の副操縦士には、機長を誘ってホテルのラウンジに来るように言い含めてあるから、同じ頃にラウンジにいないと話にならない。それにしても、つなぎを着たこのガテン野郎をつれて歩くと、それだけで十分目立ってしまうが、今日だけは仕方ないだろう。
「あんまりこの格好で歩くのはまずいっすけどね。」
つなぎを着てホテルの部屋の外に出るのをしぶる奴を、
「コパイを見つけたら、すぐに部屋に帰ってくるから。」
となだめて、二人でラウンジに降りて行った。そのくせ、エレベータに乗ったときにさりげなくつなぎの股間のふくらみに触れると、明らかに平常状態ではなくて、
「ひょっとして、露出とかも興味があるんじゃないのか?」
俺が冷やかすと、奴は、今日何度目かの赤面をしてみせた。こいつに関しては、もっといろいろ遊べそうだ、と俺も期待に股間が充血し始めるのを感じたが、とりあえず、当面の課題をこなすべく、俺は、つなぎ姿のガテン野郎をつれてエレベータを降りた。例のコパイは、ラウンジの入り口に近いところに座って、機長と話をしていたので、打ち合わせておいた通り、俺はわざとらしく手を挙げて合図してみせた。そんな俺に彼もすぐ気がついて、機長に言い訳するような素振りをしてから席を外して、俺のほうにやってきた。
「これでよかったんですか?」
彼は、ちょっと心配そうに俺の顔をのぞき込んでから、ガテン野郎にちょっと会釈をしてみせた。
「あいさつは後で、まずは俺の部屋に行こうぜ。」
俺は、二人を引き連れてエレベータに乗った。もちろん、その前に、機長がちょっと不機嫌そうな表情で眉間にしわを寄せているのを確かめてから、だが。あの表情を見れば、コパイが俺たちと待ち合わせをして、しかも、そういう行為に及ぼうとしている、と解釈をしたのは明らかだった。まあ、つなぎの股間を突っ張らせたガテン野郎と、どう見てもこっち系にしか見えない俺が迎えに来ては、それ以外の解釈はないだろうけどな。
 部屋に戻った俺は、さっそくガテン野郎のつなぎを上半身脱がせてそれを使って後ろ手に縛り上げると、ベッドの上でM字開脚させた。
「あ、ま、まずいっすよ、兄貴。いきなりこんな……。」
俺が大きく股を開こうとしたので、奴は口ではそう言って抵抗したが、つなぎの股間の中身はすでにびんびんだった。
「何言ってるんだ、こんなにびんびんにしてるくせに。」
テントを張った股間を俺が握ると、奴は、
「そ、それは……。」
と口ごもった。俺は、ガテン野郎のM字開脚がよく見える位置に椅子を置き、コパイを腰掛けさせた。
「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと脚を広げろよ。」
ガテン野郎の両足を持って広げると、つなぎの股間からケツにかけて、ちゃんと破れていることがわかった。
「おまえ、本当に淫乱だな、なんでここが破れてるんだ?」
俺は、乱暴にその破れ目に指を突っ込んでまさぐると、そこにはちょうど熟れきった奴のケツの穴があった。
「あっ……。」
さっきまで遊んでいたぬめりが残っているので、奴のケツの穴は、難なく俺の指をくわえ込んだ。
「破く手間が省けていいけどな。」
俺の指でケツの穴をかき回されただけで、奴はすでに、卑わいな声を上げている。
「せっかくだから、おまえの恥ずかしいところをもっと見てもらおうな。」
俺は、奴の脚からつなぎを引き抜くと、びんびんのものと奴のケツの穴がコパイから丸見えになるようにした。
「兄貴、勘弁して欲しいっす。」
俺以外の視線があるから、奴はいつも以上にびんびんに勃起させていた。
「見られてうれしいくせに。」
俺は、そのびんびんのものの先端にあふれている先走りが、コパイからよく見えるように指先ですくってみせた。
「こんなに濡れてるじゃないか。」
ついでに、びんびんのものを持ち上げて、ぴたん、と腹に当たる音もコパイに聞かせてみせた。
「見られ好きの淫乱だろ、おまえは。」
俺がそう決めつけると、奴は、さすがに赤面しながらも、
「そ、そうっす。俺は、見られ好きの、淫乱野郎っす。」
そう言った。よしよし、ちゃんと言えたごほうびは後でゆっくりしてやるからな。
「こんな淫乱野郎は、どうされるんだ?」
俺がその先を促すと、奴は、M字開脚のままで、
「ケツをかき回されて、チンポから淫乱汁をぶっ放されるっす。」
赤面しながらその台詞を口にした。
「おまえのケツなんか、これで十分だろう。」
俺は、グロテスクなまでに形が強調されたディルドを取り出して、奴の目の前でローションを塗りつけた。
「そんなでかいのは、無理っすよ。」
奴は泣きそうな声でそう言ったが、びんびんのものがうれし涙をあふれさせてるようでは同情する気にもならないぜ。
「無理かどうかは、入れてみればわかるだろ。」
俺は、力を入れすぎないように注意しながら、奴のケツにディルドを押し当てたが、奴のケツは、何の苦もなくずぶずぶとそのディルドをくわえ込んでしまった。
「ああっ……。」
奴はディルドに犯されながら声を上げたが、どう聞いても快感のよがり声にしか聞こえなかった。
 コパイは、M字開脚でディルドをくわえ込んだ奴を見つめながら、緊張で身体をこわばらせているようだった。俺が、
「おまえもこんなことされたいんだろ?」
奴をあごでしゃくりながらそういうと、彼はうつむいて、かすかに首を振った。
「こいつの代わりに、ここに座って、ケツにディルドをぶち込まれたいんだろ?」
俺の言葉に、彼は、もう一度首を横に振った。
「ほら、おまえだって、もうこんなにぎんぎんにしてるじゃないか。俺とこいつで、全身なめ回して良い気持ちにしてやるから、さっさと裸になれよ。」
斜め上に盛り上がったズボンを、俺にわしづかみにされて、彼は身体を、びくん、とけいれんさせたが、それ以上動こうとはしなかった。彼のものを握っているのとは反対の手で、俺がガテン野郎のケツにくわえ込まれているディルドを、がしがしと前後に動かすと、ガテン野郎は甘えるようなよがり声を上げた。
「おまえのケツにもこいつをぶち込んで、いい気持ちにさせてやるぜ。どうせ、おまえも、独りの時にはディルドでケツオナニーするようなスケベ野郎だろ?」
俺がそういって奴を挑発すると、奴は、ちょっとほおを紅潮させて、
「自分は、そんなスケベ野郎じゃないです。」
と言い切った。その自分の言葉に縛られることになるとも知らずに。