やつの両脚を大きく開いて、黒ずんだ卑わいな色の尻の穴をむき出しにすると、俺は、自分のものの先端をそこに突き当てた。
「ほら、どうして欲しいんだ?」
俺は、やつを促すように、すでにローションでぬるぬるになっている尻の穴の周りを、自分のものの先端でこすり上げるようにした。
「あ、ああっ……。」
さっきから、指でいじられ続けているやつの尻の穴は、ひくひくして、俺のものが侵入してくるのを待っている。
「言わないともうやめるぞ。」
俺がそう言うと、奴は、
「せ、先輩のでかいものを、俺の尻の穴にぶち込んで欲しいっす。」
尻の穴を物欲しげにうごめかせながらそう言った。
「そうか、こんなふうにか?」
俺は、腰を少し進めて、先端のくびれまで、奴の尻の穴の中に埋め込んだ。
「あうっ……。」
それだけで、奴は、もう、のけぞって卑わいなあえぎ声を上げている。
「も、もっと……。」
しかも、奴は、自分の両手でケツタブを広げるようにして、俺のものが侵入しやすいようにケツの穴を広げた。そのせいか、俺が腰をもう少し進めると、俺のものは、難なく奴の尻の穴の中に吸い込まれていった。
「あ、入ってくる、先輩のものが、俺の中に……。」
俺はそのまま根本まで、ずんっ、と奴の身体の中に自分のものを埋め込んだ。
「大丈夫か?」
俺が確認すると、奴は、
「だ、大丈夫っす。……先輩のもので、俺の淫乱な尻の穴を滅茶苦茶にしてほしいっす。」
そう言って、俺に、kissをねだった。
 俺は、奴に軽くkissをすると、奴の反応を確かめながら、腰を動かして、奴の尻の穴にくわえ込まれている自分のものを抜き差しし始めた。
「ああ、す、すごい……。」
抜いておいて、奥まで突っ込む、またゆっくり抜いておいて、打ち付けるように奥まで突っ込む、というふうに腰を振ると、奴は、そのたびに卑わいなあえぎ声を上げて、俺のものの感触をむさぼった。
「ほら、こういうふうにされたかったんだろ?」
やつの悶え方を見ていると、もっと激しく乱れさせてやりたい、という気になる。
「ああ、せ、先輩、すごいっす……」
見るからに淫乱そうな奴が、自分のものに貫かれて卑わいな声を上げて乱れている様子は、それだけでいってしまいそうになるくらい興奮する構図だった。
「どうして欲しいんだ?言ってみろよ。」
俺がそう促すと、奴は、
「ああっ、もう、これ以上責められたら、俺、おかしくなるっす……。」
そう言うくせに、俺が腰を振るピッチを早めると、
「す、すげぇ、こんなの初めてっす。」
自分で乳首をつまんで悶えている。
「しょうがない淫乱野郎だな、おまえは。」
俺に、そうなじられても、
「そ、そうっす。淫乱野郎の俺を、お仕置きしてください。先輩のもので、がんがん突いてお仕置きしてください。」
ますます俺をそそるような言葉を口にした。
「もっとやって欲しいのか?」
俺は、ローションや先走りでどろどろになっている奴のものを握ると、それを支点にして、また、がんがん腰を振った。
「ううっ、だ、駄目っすよ、先輩。」
前後からの快感に、さすがの奴も、こらえるのが精一杯になってきているようで、
「す、すげぇ、すご過ぎるっす……。」
頭をのけぞらせて、ほえるような声を上げて悶えていた。
「ほら、こうやったらいいんだろ?」
奴の反応が激しくなるあたりで細かくピストン運動すると、
「あうっ……。」
言葉にならないまま、頭を左右に振って卑わいな声を上げた。俺は、さっきから握っている奴のものに、もう一度ローションを垂らすと、腰の動きにシンクロさせて、ぐりぐりしごき始めた。ぐちょ、ぐちょ、という卑わいな音にシンクロして、
「あっ、あっ……。」
と、奴の声が半開きの口から漏れる。そして、そのたびに、俺のものも、ぎゅっ、ぎゅっ、と締め付けられる。
「か、勘弁してください、先輩。そんなふうにされた、俺、もう、いっちまいそうです……。」
奴は、もう、限界に近づいているようだった。
「もうだめなのか?根性のない奴だな。」
そう言いながらも、俺も、奴の締め付けに刺激されて、かなりやばい状態になっている。
「よし、じゃあ、いっていいぞ。派手にぶっ放してみろ。」
俺がそう言うと、奴は、
「せ、先輩は?……先輩も、俺の中でぶっ放して欲しいっす。」
俺をすがるような目つきで見上げてくる。それがすごくかわいくて、俺は、自分のものを最大限にストロークしながら、ぎんぎんになった奴のものをしごき上げた。
「あ、だ、駄目っす、せ、先輩。俺、もう、いくっす……。」
快感に顔をしかめてのけぞる奴の顔を見ると、俺も下腹部の快感が限界まで高まってきて、
「おう、いっていいぞ、俺も、いく、いくっ……!」
俺の手の中の、奴のものが、堅く膨れあがると、奥まで突っ込んだ俺のものも、ぎゅうっ、と握り締められて、俺は、真っ白になりそうな快感を感じて奴の身体の中でぶっ放したのだった。
 しばらくして、やっと動けるようになると、俺は、ゆっくりと奴の身体から自分のもののを抜き出した。ゴムの先端は、今まで経験がないくらい膨れあがっていて、確かに気持ちよかったもんな、と俺は妙に納得していた。奴の身体も、奴が噴き上げたものでどろどろになっていて、
「せ、先輩、顔まで飛んじゃったっすよ……。」
照れ笑いする奴の顔にも、確かに、青臭い樹液が飛び散っていた。
「気持ちよかったか?」
ティッシュで奴の顔や身体を拭いてやりながら尋ねると、奴は、
「すげぇ、気持ちよかったっす。」
と言ってから、また恥ずかしそうな顔になって、
「先輩は、どうだったっすか?」
俺のものに手を伸ばしてきた。
「ほら……、こんなに出ちゃったよ。」
俺が、結んでおいたゴムを投げてやると、奴は、
「うれしいっす、俺の尻で気持ちよくなってもらえて……。」
思わず抱き締めてやりたくなるような顔でそう言った。