森の中の男達にココナツ王子をゆだねた小姓は、そのままお城に逃げ帰ってしまいました。
「あんな奴らにもてあそばれては、いくら淫乱な王子様でも、無事でいるはずはない。」
小姓は、自分でココナツ王子に手を下さなくてもよくなったので、ほっとしていました。そして、お城への帰り道で出会った猟師から、獲ったばかりの猪の心臓を買って、それを親衛隊長に届けたのです。
「よし、これで、この世で一番具合のいい尻の穴を持っているのは、この俺ということだ。はっはっは。」
親衛隊長は、晴れ晴れとした声で笑うと、早速、その小姓を抱いて、ごほうびに、その尻の穴を犯したのでした。
「どうだ、こうして欲しかったんだろう?」
そして、さんざん、小姓の尻を自分の股間の武器で蹂躙して鳴かせると、
「あ、もう、もう、いってしまいます、隊長殿。」
小姓が噴き上げるのに合わせて、
「おう、いいぞ、出してみろ、淫乱な姿を見せてみろ。」
その小姓の尻の穴の中、奥深くに、したたかに放ったのでした。そして、後始末もそこそこに快感で腰が抜けてしまった小姓を部屋から追い出すと、今度は、ベッドの上で、大股開きになったのです。そこには、どす黒く変色して、くわえ込むものを求めてひくひくと蠢く尻の穴がありました。
「さあ、ディルドよ、あの、めくるめく快感を与えておくれ。」
親衛隊長は魔法のディルドを取り出すと、その先端をあてがいました。
「う、ううっ……。」
まるで、それ自身の意志があるかのように、力を入れて押し込まなくても、親衛隊長の尻の穴はディルドをくわえ込んでいきました。ディルドを根本までくわえ込んで、親衛隊長は、
「魔法のディルドよ、この世で一番具合のいい尻の穴を持っているのは誰だ?」
そうディルドに呼びかけました、すると、ディルドは、微妙にくねって震えながら、
「それは、親衛隊長、あなたです。」
と歌い始めました。その、ずいぶん久しぶりのディルドの感触を感じて、親衛隊長は、
「お、おうっ、もう、だ、駄目だ……っ!」
びんびんのものからおびただしい雄汁をほとばしらせたのでした。
ところで、森の中で男達にさんざんもてあそばれたココナツ王子は、これまでに味わったことのないような荒々しい快楽の嵐についに気を失ってしまっていたのです。ほとんど死んだようになってしまったココナツ王子を、男達は、介抱することもなくうち捨てて行ってしまいました。気を失って倒れているココナツ王子の端正な顔やココナツ色に日焼けした身体は男達の雄汁にまみれ、何本ものいきり勃ったものに犯され続けた尻の穴は、ぱっくりと口を開けて、注ぎ込まれた雄汁が流れ出していました。その状態のまま、ココナツ王子は、次の日の昼下がりになって、やっと、意識を取り戻したのでした。
「あれ、こ、ここは、どこだろう。」
しばらくの間、いったい自分がどこにいるのか思い出せなかったのですが、自分の身体から匂う淫猥な香りをかぐと、自分の身体を使って繰り広げられた男達の狂宴を思い出して、ココナツ王子は思わず赤面してしまいました。
「あんなに強烈な経験ができるなんて……。」
自分の顔や身体に降り注がれた熱い雄汁のしぶきの感触、まだ異物感のある尻の穴に際限なく押し入ってきた男達のもののことを思い出すと、それだけで、ココナツ王子の下腹部はまた元気になってきてしまいました。
「とにかく、お腹が空いたなあ。これからどうすればいいんだろう。」
ココナツ王子は、一緒にこの森に来た小姓の名前を呼んでみましたが、何の返事もありません。昼間でも薄暗い森の中で、さすがにココナツ王子も不安になってきました。
「どこへ行ってしまったんだろう……。」
どうやら、自分が小姓に見捨てられてしまったらしいことに思い至り、ココナツ王子は途方に暮れてしまいました。その上、男達に乱暴に服をはぎ取られたので、下着などは無惨な布きれになってしまい、まともに着られるものは上着くらいのものでした。それで、仕方なくココナツ王子は、裸体の上に上着を羽織って、森の中をさまよい始めたのでした。 森の中をどう歩いたのか、突然、少し開けた場所に出て、そこには、小さな小屋が建っていました。
「これは、誰の住まいだろう……?」
とりあえず、その家に入ってみると、こざっぱりした感じの台所と寝室があり、寝室には小さい7つのベッドが置いてありました。
「いったいここには誰が住んでいるんだろう。」
台所の壁にある暖炉には鍋がかかっていて、うまそうなシチューの匂いが漂っています。
「ああ、僕、お腹空いちゃった……。」
ココナツ王子は我慢できずに、
「ちょっとだけならいいかな。」
そのシチューを食べ始めて、あっという間に鍋一杯のシチューをたいらげてしまいました。
「あー、おいしかった。……僕、眠くなっちゃった。」
お腹がいっぱいになったココナツ王子は、寝室に行くと、一番手前の小さなベッドにうつぶせに倒れ込むと、そのまま眠ってしまいました。ココナツ王子は上着を羽織っただけだったので、その引き締まった尻は丸出しで、まるでいたずらされるのを待ち望んでいるかのようでした。
夕方になると、この小屋の住人の七人の小人達が帰ってきました。
「あれ、シチューがなくなっている。」
「あっ、誰かが俺のベッドで寝てるぞ。」
小人達は大騒ぎですが、疲れ切っていたココナツ王子はぐっすり眠ったままです。
「それにしても、卑わいな格好だな。」
小人達の中で一番年上の者が、ココナツ王子のぷりぷりした尻を撫でてみました。すると、
「う……ん。」
ココナツ王子は眠ったまま、尻を持ち上げるようにしたので、尻の穴まで小人達に丸見えになりました。
「この尻の穴は、すごい。」
使いこまれてチョコレート色になっている尻の穴が、まるでいたずらされるのを待ち望んでいるかのようにひくひく蠢いています。
「どれ?」
小人達の中で二番目に年上の者が、自分の人差し指をなめてしめらせてから、ココナツ王子の尻の穴に突き立てました。
「吸い込まれる。」
尻の穴をいたずらされて、ココナツ王子は目を覚ましかけていましたが、今度は、自分の尻の穴を犯す指の感触で夢見心地になってしまって、うっとりと腰を振ってその指を奥までくわえ込もうとしました。
「これなら、きっとこいつでも大丈夫なはず。」
小人達の中で三番目に年上の者が、手早く下半身裸になると、早くもびんびんになっているものを振り立てて、ココナツ王子の尻に挑んでいきました。
「おお、こんなのは初めてだ。」
実は、小人達は、毎晩、順番に互いの尻を犯し合って無聊を慰めていたのです。
「くうーっ、締る、絞られる、ああっ。」
小人は、ココナツ王子の尻の上で激しく腰を振ると、あっけないくらい早くココナツ王子の尻の中にほとばしらせたのです。
「どれどれ、俺も……。」
こうして、七人の小人達は、それぞれ、ココナツ王子の『この世で一番具合のいい尻の穴』を味わったのでした。ココナツ王子も、途中からは完全に目が覚めて、自分が尻の穴を犯されていることに気がついていたのですが、途中で騒ぐとそれ以上やってもらえなくなるのではないかと思って、眠ったふりをして、七人の小人達全員が尻の穴のなかに雄汁をほとばしらせるまで待っていました。でも、もちろん、ココナツ王子の下腹部のものは、七人の小人達に犯される快感でびんびんでした。それどころか、最後の小人が
「すごい、もう駄目だ。」
と言いながらほとばしらせる感触で、とうとう我慢できずに、ベッドのシーツを汚してしまったのでした。