俺は、しばらくの間、さっきの刺激の余韻で、しばらく、ぼうっ、としたままだった。
「ふうっ……。」
何とか気を取り直して、もう一度、服を整えてから、やっとトイレから出た。オフィスの中はすでに誰もいなくて、課長だけが、悠々と新聞を読んでいた。
「おう、長かったな。」
課長は俺が戻ってきたのを見て、にやっ、と口元を歪ませた。
「もう一発抜いてたのか?」
さっき、あれだけ派手にまき散らしたはずなのに、課長のその言葉だけで、俺のものは、もう、むくむくと勃ち上がり始めてしまった。
「そ、そんなことしてないですよ……。」
俺は、席に座って、自分が半勃ちになっているのを隠そうとした。
「君の机の上に、このあいだのものを置いてあるから。」
課長は、何気なくそう言って、俺の机の上を見た。
「え?」
俺は、机の上に置いてあるものを見て、耳たぶまで、かっ、と赤面するのを感じた。くしゃくしゃにまとめてあったので気づかなかったが、それは、このあいだ俺がはかされた汚点付きのケツ割れサポータだった。
「こ、これを……。」
課長は、にやにやしながら、
「君は、それが好きだろ?」
おれにあごをしゃくってみせた。
「そ、そんな……。」
俺は、うつむきながらも、自分がこれを身につけたところを想像して、すでに、ビキニブリーフの中身は、ぎんぎんに勃ってしまっていた。
「さっさとそれにはきかえるんだ。」
課長の言葉には、有無を言わせない響きがあった。
「は、はい……。」
俺は、仕方なくズボンを脱いで、大きくテントを張ったビキニブリーフに指をかけた。俺のビキニブリーフは、すでに大きな濡れ汚点ができてしまっている。俺は、できるだけ素早くケツ割れサポータにはきかえたが、俺がびんびんになっているのは、課長にもわかってしまったに違いない。
「ケツ割れの脇から、君のものを突き出すんだぞ。」
俺は、言われたとおりに、ケツ割れの脇から自分のびんびんのものを引きずり出した。さっき一発いったというのに、俺の下腹部からは、これ以上ないくらいに充血した赤黒い肉棒が斜め上に突き出している。
「君の頼んであったレポートをもらえるかな。」
それなのに、課長は、そう言って、俺を課長の席まで呼び寄せた。
「え、このままですか……?」
上半身はいいとしても、この卑わいな下半身のままで?
「早くしろ、業務命令だ。」
俺は、課長の強い声に、やむを得ず、そのままの格好で課長の席まで歩いていった。
「普段の君からは、想像できないようなスケベな格好だな。」
課長のなめるような視線をケツ割れの脇から突き出したものに感じて、おれは、赤黒い先端の割れ目から我慢汁がよだれのようにたれるのがわかった。
「こっちへ来い。」
課長の机を回り込むと、課長は、すでに下半身裸で、課長の股間からは黒光りする太いものが、隆々と上を向いて勃ち上がっていた。
「でかい……。」
俺は、声には出せなかったが、息をのむ思いで課長の股間を見つめていた。
「どうした、こんなものが珍しいのか?」
課長は、自分のものに手を添えて、その肉棒を俺の方にちょっと傾けてみせた。
「しょっちゅうケツの穴でくわえ込んでるじゃないか……。」
課長は、そう言いながら、今度はゆっくりとその肉棒をしごいてみせる。すると、先端の割れ目から、ふっ、と透明な粘液があふれ出した。
『こんなでかいものをしょっちゅうケツの穴でくわえ込んでたら、俺のケツは今頃、壊れちゃってるかもしれない。』
そう思いながらも、俺は、自分のケツの穴が、ぎゅっ、と締まって、課長のでかいものをくわえ込んだときの感触を期待している。
「じゃ、君の体で、レポートしてもらうかな。」
課長は、俺のいきり勃ったものをつかんで、俺のケツを引き寄せると、いきなりケツの穴に、何か、ひやっ、としたものを塗りつけた。
「もう、すっかり、準備はできているようだな。」
課長の指は、ずぶずぶと、俺のケツの穴に侵入してきて、ぐりぐりと俺の体の中で暴れた。
「あ、あっ……。」
指を入れられたくらいで、こんなに感じるなんて……。俺は、課長の机にもたれて、思わず、尻を突き出すようにして、もっと指がケツの奥まで届くようにしてしまった。
「そんなに欲しいんなら、これでどうだ?」
課長は、そう言って、一度指を引き抜いてから、今度は、二本の指を、ぐいっ、と俺のケツの穴に押し込んできた。
「ああっ……。」
俺は、自分の声がオフィスに響くのを聞いて、ケツまで赤面するくらい恥ずかしかった。
「じゃあ、報告してもらおうか。」
課長は、椅子に腰を降ろして、いきり勃ったものをつかむと、俺の腰をもう一方の手で引き寄せるようにした。
「……。」
俺のケツの穴には、さっき見た課長のでかいものが当たって、俺のケツがそのガチガチの棒をくわえ込むのを催促している。俺は、ちょっと不安になりながらも、ゆっくりと腰を降ろしていった。絶対に無理だと思っていたのに、潤滑剤がたっぷり塗られているせいか、俺のケツは、そんなに苦労もせずに課長のものを受け入れ始めた。熱く堅いものが、ぐうっ、とケツの穴にめりこんで来るのを感じながら、俺はケツの穴を緩めるのに必死だった。
「おおっ……。なかなかいいじゃないか。」
ほとんど限界になるまで、課長のものをケツの穴にくわえ込んで、やっと俺は裸の課長のひざに座り込むことができた。下半身が押し上げられるような充実感に、俺は、のけぞって息をするのが精一杯だった。課長は、俺の腰に手を回して、ケツ割れサポータの脇から突き出したままになっている俺のピン勃ちのものを、ぐっと握り締めた。
「うっ……。」
その刺激に、俺は、思わず下半身に力を入れて、改めて自分がケツの穴にくわえ込んでいる課長のものの長さと太さを感じてしまった。
「おおっ……。」
俺がケツの穴を締めたので、課長のものが、それに反応して、俺の体の中で、ビクン、と跳ねた。課長は、
「良くできてるじゃないか、このレポートは。」
といいながら、今度は、俺をひざの上に乗せたまま、腰を、ぐいっ、と持ち上げるようにした。体の中を突き上げるようなその刺激に、
「くっ……。」
俺が思わずのけぞると、
「じゃあ、今度は、君にやってもらおうか。」
課長は、俺の腰を両手でつかんで、上下に動かすように要求してきた。
「そ、そんな……。」
俺は、仕方なく、課長の手の動きに会わせて、自分のケツをゆっくりと上下に動かし始めた。
「あ、ああっ……。」
いけないと思っても、ついつい声が出てしまう。足をがくがくさせながら、俺は、課長のものをケツの穴に差し込んだり、抜き出したりした。
「か、課長、俺……。」
俺のケツの穴は、課長のものを受け入れているあたりから、とろけていきそうだった。
「いきそうか……?」
俺は、ケツの穴を中心に熱いような快感が広がっているのを感じながらうなずいていた。
「う、ううっ……。」
課長は、いきり立った俺のものを、サポータの中に無理矢理押し込んでしまった。
「君は、サポータの中に出すのが好きなんだろう?」
サポータの中に押し込まれる刺激に、俺は、もう我慢できなくなって、
「い、いくっ……。」
びゅるっ、びゅるっ、とサポータの中に大量に噴き上げてしまった。サポータの中に噴き上げるのに合わせて、ケツの穴も、ぎゅっ、ぎゅっ、と締め上げたので、課長も、
「お、おうっ……。」
俺のケツの中に、ぐいっ、と突き上げるようにして、びしゅ、びしゅ、っと熱い精液をぶちこんできた。
「……。」
今までに経験したことのない快感に、俺は、しばらく身動きもできなかった。
「よし、このレポートなら、合格だ。」
課長の声を聞きながら、俺は、課長の業務命令なしではいられない体になりつつある自分を感じていた。