(いつもは、ゆううつな社員旅行だけど、今年は、先輩と同じ部屋だから、ちょっと嬉しいな。)
「お、宏一と同じ部屋なんだな。」
「は、はい、先輩。」
「社員旅行も、おまえみたいな気のいい奴が同じ部屋だといいけどな。」
(え?ほんとですか?)
「去年は、いびきをかく奴でひどい目にあっちゃったよ。」
「だ、だいじょうぶです、自分はいびきはかかないですから。」
「本当か?うるさいと枕を蹴飛ばすぞ。」
(マジで、先輩って、笑うとすごくいいんだよなあ。)
「じゃ、早速風呂にいこうぜ。」
(え?いきなり?)
「さっさと用意しろよ。」
(せ、先輩といっしょに風呂に行くなんて……。どうしよう。今日は、僕、すごくエッチなビキニをはいてきちゃったのに。)
「なにぐずぐずしてるんだよ。」
「先輩、先に行っててくださいよ。」
「そんなこと言わずに、いっしょに行こうぜ。それとも、俺とはいっしょに風呂に入りたくないのか?」
「い、いえ、そんなことはないです。」
(先輩、顔は笑ってるけど、目がマジですよ。)
「冗談だよ、何びびってるんだよ、宏一。」
(って、どさくさに紛れて、腕を引っぱらないでください。どきどきしちゃうじゃないですか……。)
「俺、温泉は好きなんだ。だから、毎年、それだけが楽しみで社員旅行に参加してるんだ。」
(ひょっとして、これって、先輩の裸が見れる、ってこと?)
「ここは、結構いい温泉らしいんだ。」
「そ、そうなんですか……。」
(せ、先輩、いつもそんなかわいいトランクスはいてるんですか。……そんな無造作に、裸になっちゃうなんて。)
「さっさと脱げよ、宏一。」
(そ、そんな、先輩にビキニを見られちゃう。)
「お、宏一、きわどいパンツはいてるじゃないか。」
(は、恥ずかしい……。)
「こんなにハイレグじゃ、チン毛がはみ出しちゃうんじゃないのか?」
「え、ぼ、僕は、あんまり毛がないので……。」
「本当かなあ?俺が検査してやろう。」
(な、何言ってるんですか、先輩。)
「い、いいですよ、先輩。」
「よくないよ。後輩がチン毛をはみ出させてパンツはいてるんじゃ、エッチな部署、って思われちゃうだろ?」
(そ、そんなこと、絶対ないと思うけど……。)
「こら、隠さないでちゃんと見せて見ろよ。」
(だ、駄目ですって、先輩。)
「どうかなあ?」
(あ、せ、先輩、ビキニの境目を指でなぞるなんて、完全に違反ですよ。ぼ、僕、すごく感じちゃう。せっかくさっきから我慢してたのに、これじゃ、勃っちゃう……。)
「せ、先輩、勘弁してください……。」
「おや?宏一、なんだか、もっこりがでかくなってきたぞ?おまえ、勃ってるのか?」
(当たり前じゃないですか、まして、先輩にこんなことをされたら、勃たないほうがおかしいですよ。)
「だ、だって、先輩が変なことするから……。」
「人聞きの悪いことをいうなよ。変なことっていうのは、こういうことだろ?」
(あ、せ、先輩、そんなこと……。)
「はっはっは、元気だな、宏一。」
(こんなに勃っちゃって、先輩が悪いんですよ。)
「先に入ってるぞ。」
「えー?」
(そ、そんな、ここまでやって、途中でやめちゃうなんて……。)
「さっさと入って来いよ。」

「あー、いい湯だったな。」
「は、はい。」
(僕は、先輩の裸にのぼせちゃいましたけど。)
「暑いなあ……。」
(せ、先輩、それって、浴衣の胸をはだけすぎてませんか?)
「何をじろじろ見てるんだよ、宏一。」
「え、……な、何も見てないです。」
「ふっ……。ま、いいか、すぐわかることだしな。」
(その意味深な言い方、やめてください、先輩。なんだか、どきどきしちゃうじゃないですか。)
「さて、と。」
「えー、先輩、社員旅行にまで、ノートパソコン持ってきてるんですか?仕事熱心だなあ。」
「馬鹿、そんなわけないだろ?」
(あれ?先輩の、このキラキラした目、って、仕事のときの目つきとちょっと違う。すごくスケベっぽく見えるのは、僕の願望が入っちゃってるのかなあ。)
「仕事じゃなきゃ、何やってるんですか?」
「ちょっと待ってろ、すぐ見せてやるからな。」
(うーん、気になるなあ。)
「あったあった、これだ。」
「何ですか?」
「おまえ、この画像、知ってるだろう?」
(あ、これ、僕が投稿した僕の画像……!)
「見て見ろよ、こいつ。サカパンの裾からびんびんの息子を引きずり出してオナニーするなんて……。しかも、それをインターネットに投稿するって、ほんとスケベな奴だよな。どう考えたって、真面目なサラリーマンなんかじゃないよな。」
「ぼ、僕、こんな画像、初めて見ましたよ。」
(ど、どうして、先輩がこれを……。)
「どうしたんだ、宏一?顔色が悪いぞ。」
「え、そ、そうですか?」
「けど、こいつ、結構デカチンだよな。それに、左に曲がってるし。けど、曲がってるのって、スケベっぽいよな。きっと、いつも右手でしこってたんだな、こいつ。」
「そ、そんなことないと思いますよ。」
(だって、僕は、右手だけじゃなくて、左手とか両手とか、いろいろやってたもん。)
「……そう言えば、宏一も、結構デカチンだったな、さっきのビキニのもっこりからすると。」
「な、何言ってるんですか、先輩……。」
(ま、まさか、その目つきは……?)
「それに、このサカパン。見覚えがあるな。……確か、宏一も、こんなサカパン持ってたよな。この前の、課内のスポーツ大会のときにはいてきてたじゃないか。」
「ち、違います、僕じゃないです……。」
(ひょっとして、ばれてる?)
「違ってるか違ってないかは、すぐわかるさ。俺のサカパン貸してやるから、それをはいてこのポーズをとってみろよ。」
(そ、そんなことしたら、すぐに、僕だってばれちゃう。この画像には、左に曲がってる僕のものがばっちり写ってるもん。)
「俺、この画像を見てすぐわかったぜ。」
(ま、まさか、先輩に見つけられるなんて……。)
「宏一がこんなすけべだったなんて、俺、この画像を見つけたときは、ほんと、めまいがしそうだったよ。」
「ぼ、僕じゃないです。」
(どうしよう、僕、また勃ってきちゃった……。)
「じゃ、このポーズとってみろよ。」
「そ、そんな……。」
(あ、先輩、駄目です。迫ってこないでください。)
「ほら、浴衣を脱げよ……。」
「や、やめてください。」
(そ、そんな……。浴衣の前をはだけられたら、勃ってるのがわかっちゃう。)
「ほら、もう勃ってるじゃないか。」
(あ、先輩……。)
「何にもしてないのに、どうして勃ってるんだ?それに、この画像と同じで、左に曲がってる。」
(あ、先輩、そんなにぎゅっと握らないでください。)
「さっき、風呂場で勃ってる宏一のものを見たとき、やっぱり宏一の画像だったんだ、って思ったんだぜ。」
(あ、先輩、そんなに激しくされると、僕……。)
「自分で撮るのは大変だろうから、今日は、俺がカメラマンやってやるよ。」
「ぼ、僕、画像なんて……。」
「今さら何言い訳してるんだよ。そうだな、今日は、この画像の続きで、サカパンはいて、そのまま射精してるところを撮ろうぜ。」
(そんな……。)
「さっさと浴衣を脱げよ。もちろん、そのいやらしいビキニもだぞ。」
(ど、どうしよう、僕、先輩の催眠術にかかったみたいに、体が勝手に動いちゃう。)
「宏一だって、本当は、エッチ画像を撮って欲しいんだろ?」
(ち、違う……。)
「さあ、これをはくんだ。」
「……。」
(先輩のサカパン。……先輩が、普段はいてると思うと、僕、よけいびんびんになっちゃう。)
「宏一、さっさと、しこって見せろよ。自分でできないんなら、俺が、いかせてやろうか?こうやって……。」
(あっ、先輩、上手すぎる……。)
「それとも、こういうのがいいか?」
「せ、先輩、汚いです……。」
(あー、気持ちいい。先輩の舌がぬめっと、僕のをもてあそんでる。)
「あー、せ、先輩、僕、もう……。」
(いく、いくー!)
「……。」
「派手に飛んだな、宏一。そのままじっとしてろよ。」
(ああ、こんな恥ずかしい画像を撮られちゃう……。先輩にこんな画像を撮られちゃったら、僕、これからどうすればいいんだろう。)

「ずっと勃ったままじゃないか、宏一。」
(ああ、僕、どうしちゃったんだろう……。さっき、あんなに気持ちよかったのに、まだびんびんのままで。)
「じゃ、次はせっかくだから、このビキニで画像を撮ろうぜ。」
「もう勘弁してくださいよ、先輩。」
「何言ってるんだよ。あんなにいっぱい飛ばして喜んでたくせに。」
(それは言わないでください……。)
「なのに、まだ、勃ったままなんて、宏一って、見かけと違って、ほんとにスケベだよな。」
(こんなはずじゃなかったのに、先輩が、僕をスケベにするんです。)
「ほら、このビキニをこうして……。」
「え?」
(あ、ビキニをはくんじゃなくて、それを僕のものに引っかけるなんて……。)
「ほら、ひざで立って。」
(そ、そんなことしたら、いくらビキニを引っかけてても、ぼくのが完全に勃起してるのがまるわかり……。)
「駄目ですよ、先輩。」
「すげぇ、スケベなながめだぜ、宏一。」
(あ、フラッシュが……。)
「もう一枚、こっちから撮っておこうな。」
(どうして、僕のものは、先輩に画像を撮られるたびに、びくっ、って反応しちゃうんだろう。)
「こうやってビキニを下に引っぱったらどんな感じかな。」
(あ、いてて。こんなにガチガチになっちゃってるなんて。僕って、本当に、画像を撮られるだけでも、興奮してるんだろうか。)
「なかなかいいぞ、宏一。自分でビキニを下に引っぱってろ。」
(そ、そんな。……それに、なんだか、また、濡れてきちゃったような。)
「ほら、これは何だ、宏一。おまえ、また、先走りがでてるじゃないか。ビキニにシミができてるぞ。」
「先輩が、変なことばっかりするから……。」
「だからって、こんなに濡れるか?……ほら、糸引いてるぜ。」
(あ、そんな……。僕のものから先輩の指に、透明な糸を引いてるところを撮られちゃった。)
「次は、これだぞ。」
(これって、スイミングのサポータ?こんな小さいんじゃ、はけないかも……。)
「ほら、さっさとはけよ。」
(ああっ、びんびんになっちゃってるから、サポータの中に押し込めない……。)
「よく似合うじゃないか。ひわいな色をした息子が、サポータからはみ出してるのが、すごくイヤラシいぞ。」
(先輩ったら、いちいち感想を言って、僕を恥ずかしがらせて喜んでるんだ。……あ、まずい、先輩に恥ずかしいの姿を見られてるだけで、こんなに感じちゃうなんて。きっとあふれて、垂れちゃう……。)
「なんだよ、それは、宏一。」
(やっぱり、見つかっちゃった……。)
「濡れるだけじゃなくて、垂れてるなんて。どうしようもないスケベだな。」
「じゃ、次は何にするかな。」
「まだあるんですか、先輩?」
「もちろん、ちゃんと手配どおり、宏一と同室になれたから、いっぱい用意してきたんだ。」
(この分じゃ、一晩中、先輩の着せ替え人形にされるんだろうなあ。)
「宏一だって、本当はうれしいだろ?」
「そんなこと……。」
(そんなことないはずなのに、どうして、先輩が次にカバンから出すエッチなものが待ち遠しいんだろう。)
「今夜は、いっぱい、スケベな画像を撮ってやるからな、宏一。」
(このスケベな目つき。もう、僕、先輩のこの目つきが忘れられなくなってしまう。)