人しれず

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人しれず、はひっそりとたたずんでいる喫茶店でした

赤組のサービス

10月 26th, 2016 at 22:06

先日、でかい荷物を担いで飛行機に乗る機会があって、さすがに、これをハンドキャリーにはできなかったので羽田のカウンターで預けることに。
「中身は何ですか?」
とのお尋ねに、
「竹のかごみたいなの入ってるので、あんまり重いものが上から乗らないようにお願いします。」
(でも、100円ショップで買った竹のかごなので、そんなに惜しくはないんだけど。)
と応えると、
「じゃあ、上に重ねないようにするか、それとも箱があればいいですよね、少しお待ちください。」
と言って係の人はバックヤードのほうへ。

DSC_3908そして、持ってきてくれたのが、このコンテナ。
たぶん、自分が、え?これは、ちょっと大きすぎないですか?という顔をしていたんだと思うんだけど、その係の人は、
「こんな大きなのしかなくて申し訳ありません。」
とおっしゃるので、まあ、それ以上拒否する理由もなかったので、このコンテナでお願いすることにした。

DSC_3910件の係の人いわく、
「この箱のままで荷物が流れてくるので、それをコンベヤから受け取ってください。」
とのことだったが、本当に、荷物受け取り用のコンベアーの上に、このやたらでかいコンテナが流れてきた。両側に取っ手が付いているので、その方ほうを引っ張って、文字通り、よっこらしょ、という感じで床に取り下ろすと、コンテナのふたは、両面テープでひっついているだけでなく、さらにガムテープでも貼り付けてあって、それがマニュアル通りなのかもしれないけど、それでも、羽田空港の係の人の執念のようなものを感じてしまった。なんとかふたを開けると、中の荷物が小さく見えてしまう。隙間には、段ボール箱でできたミニチュア荷物の詰め物まで。

飛行機関連では、いろいろな経験をしてきたつもりだけど、まだまだ奥深いものがありそうな予感を感じたので、バゲージクレームの周りの人の視線をものともせずに、思わず、何枚も携帯で写真を撮ってしまった。

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