不在者投票
月曜日, 7月 22nd, 2013今回の選挙は、必ずしも、自分が良いと思う結果だったわけではないけど、
今の国民のベクトルを合計したらこういうことになるのかな、とは思う。
でも、半分くらいの人は投票しなかったわけで、
もしその人たちのベクトルが、すべてある特定の方向を向いていたとしたなら、
断然、結果はそっち向きになったんだろうけど。
選挙での一票の価値を思うとき、ちょっと不謹慎だけど、宝くじを思い浮かべてしまう。
ただ、宝くじは買わなきゃ絶対当たらないけど、
選挙の場合、投票はしなくても、その結果には責任を負わなきゃいけない。
そんなことを思いながら、今回も投票には行ってきた。
しかも、初めての経験で、二度と経験することはないだろう「不在者投票」に。
実は、(たぶん)不在者投票を簡便にするために、期日前投票という制度が別に作られたんだ、
ということを、今回の選挙で初めて知った。
てっきり、今の住所地での投票だと思っていたんだけど、
不在者投票について以前の住所地の選挙管理委員会からの連絡を受けて、
微妙に、以前の住所地での投票になることに気がついた。
申し込みをすると、改めて簡易書留で投票用紙が送られてきたので、
それを持って、今の住所地の期日前投票の場所に行くと、
そこでは投票させてもらえなくて、
事務所の中に呼び込まれ、本人確認の後、
その受付カウンターのようなところにしつらえた記載台で投票。
投票用紙は自分で封筒に入れて封をして、選挙管理委員会の人に手渡すと、
「じゃ、これで送っておきます。」
とのこと。
果たして、自分の一票は本当に投票箱に加えられたのか、
一抹の不安が残る投票だった。
でも、こんな仕組みまでちゃんと考えられていて運用されているなんて、
それはそれですごいことだな、と感心した次第。