人しれず

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人しれず、はひっそりとたたずんでいる喫茶店でした

Archive for the ‘読書’ Category

めぼうき

水曜日, 7月 25th, 2012

バジルが紫蘇の仲間なら、殺菌効果とかもあるのかな、とネットで検索。
すると、バジルの和名はメボウキとの記述が。
千一夜物語の中に、
そういう状況で、「これは何?」とかって、名前を言わせる場面があるんだけど、
(まあ、言わば、羞恥責め、みたいなノリ?)
そこで、メボウキ、という名前が出てきていて、
てっきり蓼のようなものだと思い込んでいたんだけど、
まさかバジルだったとは。
あの若芽の部分の重なり具合を指して、そう言ってるんだろうか?
もう一度、ちゃんと読み返してみなくては。

dark matter

日曜日, 6月 12th, 2011

どちらかというと、
とことん小さい系の話を買ってしまうブルーバックスだけど、
今回は、超大きい系の話。
dark matterという名前は聞いたことがあるくらいだったので、
改めて宇宙論て、こういうものだったのか、と認識。
自分の存在とのべき乗的落差に、目まい感覚。

近代史

土曜日, 2月 26th, 2011

「蒼穹の昴」を、けっこう繰り返し読んでいて、
「中原の虹」も文庫化されたので購入。
でも、このあたりのことって、全然知らないことに今更ながら気づく。
有史の流れから言えば、ついこの間のことなのに。
昨日の、自分のことも憶えていない自分には、
「ついこの間」もむつかしいことなのかもしれないけど。
こういう時代のうねりのような小説を読みながら、
ふと、心理歴史学なるものを思い起こしたりする。